4月2日、北海道日本ハムファイターズの北海道での開幕戦を観戦するため、北広島市にあるエスコンフィールド北海道へ家族で行ってきました。
本拠地北海道での開幕戦初日、盛り上がらないわけがありません!
試合前には開幕イベントで、全席ペンライトに花火に、クジラが空を飛ぶ(笑)というショーを体感してきました。
これだけでも来てよかった。(夫は野球担当、娘は遊び場担当、私は食と遊び場と時々野球の自由担当(笑))
北広島市は人口約6万人の街。
北海道ボールパークFビレッジ、エスコンフィールド北海道の構想がされるようになってから、商業施設や道路が増え、都市計画も変化していきました。
その以前から、私は住宅の設計監理で北広島市で3件ほど携わったことがあり、私にとっては親しみのある街のひとつ。
主に車で調査や現場監理に行っていましたが、時折、地下鉄やJR、徒歩でも現場に行っていました。
そのうちの1件は15年ほど前。
JR北広島駅から現場へは、歩いて20分ほどのところにあり、緑道を通る場所にありました。
夏の時期だったこともあり、木陰が気持ちよく、散策の気分。
建て主さんはこうした道を普段使いながら生活していくのかもしれないと暮らしの想像がより膨らみました。
現場に行くためには、、、という具合に、具体的にJRやバスを調べると、どのくらいの運行状況なのかも知ることに。
うわあ少ない、とか、意外と多いとか。
私ならどうやって職場まで行くだろうとか、、、(今は自宅兼事務所なので、通勤時間0分ですけども(笑))
現場にいくと休憩で近くの商店へ寄ったりもしますし、JRやバスの待ち時間でなんとなく地域に暮らす人たちの雰囲気を感じられたり。
建て主さんの生活をイメージして設計するときに、エッセンスのように効いてくる。
その街に暮らすように感じることで、また一歩、建て主さんの生活が自分事のように落とし込まれていくように感じています。
住まいの設計では、建て主さんの生活シーンを具体的に質問し、形にしていきます。
その想像するための材料が多ければ多いほうがやっぱり良い。
新しい生活に共に胸躍らせられる仕事、なんて楽しいのだろうと思います(私には合っているのだと思います(笑))
暮らすように設計をしている、と考えると、建て主さんへ引き渡しの時は、私はお引越しのような気分かもしれません。
門出の嬉しいお引越しです(笑)
北広島市の建て主さんも楽しんで暮らされていると良いなあ。
一度、設計監理で携わった地域を訪れると、建て主さんの顔が思い浮かぶ。
設計監理は厳しいこともありますが、でも、やっぱりいい仕事だなと私は思います。